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CONSEPT
当展覧会で展示する複数点のモノは全て「自分の見ている世界の透明度」について問い直した作品である。
タイトルとなった「世界がピンクに見えたことない」は、ありきたりな喩えである「恋をして世界がピンクに見える」というフレーズを聞いた時に咄嗟に出てきた反論であり、この一言に「私の見ている世界は透明で、何色にも曇っていない」という意思を込めて書き留めていた。今まで何度も聞いてきた凡庸な比喩が、それに対する自分の咄嗟の反論が、何故か今回は頭から離れず、その日から「自分の見ている世界は透明か?」を自身に問い続け、生活と制作を行ってきた。
今回はその過程で発生した作品を発表する。
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